西院 ちょっと一杯酒場ぜろ

2024年(令和6年)は辰年(甲辰)!干支詣‼

2024/01/03

2024年(令和6年)は辰年(甲辰)です。
辰年は十二支の中で最も縁起の良い干支とされており、運気が上昇して夢が叶いやすい年と言われています。
辰は龍(竜)であり、十二支の中で唯一の空想上の生き物。その姿は大蛇に似ており、背に八一枚の鱗、四足に各三本の指(中国では五本、日本では[天龍寺]と[建仁寺]などには、日本では珍しい5本爪の龍を描いた雲龍図がある。)、頭には二本の角があり、顔は長く耳があり、口辺に長いひげを備えています。あごの下に1枚だけ逆さに生えた鱗が、逆鱗と呼ばれるもの。この逆鱗に触れると龍の怒りを買うことから、「逆鱗に触れる」という言葉が生まれたのだそう。
水中または地中に棲み、空を飛び、雲を起こし雨を降らせ稲妻を放ち、火を吹き嵐を呼ぶとされています。
龍神は古代中国の想像上の霊獣である竜と,日本の水神の表徴とされる蛇信仰が習合して生まれた神格で農耕や漁業の神様として信仰を集めています。
また、仏教では、龍は八部衆と呼ばれる仏法を守護する八尊の神様「八大龍王」(※)とされ、八部衆と呼ばれる仏法を守護する八尊の神様としてお釈迦様の十大弟子と共に、眷属として仏法を守るという役目を担っています。
寺院の天井画や襖絵に描かれている「昇り龍」は古くから縁起が良いとされ、開運・金運などあらゆる運気上昇の象徴とされています。また龍が持つ玉(ドラゴンボール)は「如意宝珠」と呼ばれ、あらゆる願いを叶える力があるとされています。
[東福寺]の近くにある[瀧尾神社]。
拝殿の天井には、全長8mにも及ぶ龍の彫刻がある。躍動感溢れる龍の姿に、「龍が夜な夜な水を飲みに動き出す」と噂されたことから、金網を張って閉じ込めたという逸話が残るほどだ。そんな迫力たっぷりの彫刻を一度ご覧になってみて下さい。
龍の彫刻

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